tamtakoブログ

徒然なるままに~うたのおばさんブログ

音楽会

いろいろあって、久しぶりのブログ。ちょっと落ち着いたかな、という感じ?

さて、昨日になるけど5月28日日曜日、しらかわホールへ女声合唱団の演奏会に行きました。プログラムを見ると団員20名。コロナでメンバーも少し減った中、演奏したくてという仲間が練習を重ねてきたとのこと。ラストスパートをかけようと思った矢先の「コロナ」だったらしく、悔しい思いを乗り越えての当日となったようです。

思いは誰しも同じだと思いました。満員のお客様でした。素晴らしい。

声の響きも会場に乗り、皆さんの思いが伝わってきます。私の所は高齢化ですが、ここはまだまだ現役で若々しく、内心うらやましい気持ちもしました。

私は2ステージ目の1人の詩人の5つの詩に4人の作曲家による曲がそれぞれの作曲家の個性が面白く楽しみました。3ステージ目の編曲による童歌・日本民謡も良かった。そこまで聞いて、どれも一つ一つの演奏は悪くないのに、「はい、わかりました。ごちそうさま」と思わずつぶやきそうになりました。飽きてきた。なぜだろう。きちんと演奏してるのに。全ステージ同じ印象を受けてしまったのです。1曲1曲はよく作ってあるし揃っているし、構成も悪くない、でも、、と思うと、改めてコンサートをする難しさを感じました。上手下手ではなく、お客様にこちらを向いて貰うよう惹きつける何かが必要なのだと。これは、我が身を振り返り、あ~怖っ!と思いました。「何か」はこれこれです、とは云える物ではないからです。演奏の力、ステージの構成力ばかりではない見えない何か。そんなことを考えながら帰路につきました。

とはいえ、ものは千差万別、百人百色、それぞれの個性だから楽しいし面白い。決して、「ねばならぬ」というものはないと信じて。